29 面白い~ |
30 ここからは有名な木彫り。素晴らしい作品、見てよかった!! |
31 塔供養図ー序品ー(金子 光清作) 今、仏が眉間の白毫の光を放たれたのは真実の世界を私共に知らせて下さる前触れに違いない。今こそみんなで一心に手を合わせて待ちましょう。 仏は、必ず御法の雨を私どもの上に降らして、修行を積む者の心を満足させてくれるであろう。 |
32 三車火宅図ー譬喩品ー(木嶋 江運作) この世界には、安心出来る所は何処にもない。言ってみれば我々は燃えている家の中の中に住んでいるようなものである。 いろいろな苦しみばかり多くて、まったく恐ろしい限りである。この世に生まれてもやがて老い、病にかかって死なねばならぬ悩みに、我々はいつもつきまとわれている。このような悩みが炎のようにうずまいて、息むことを知らないのだ。 |
33 一雨等潤図ー薬草喩品ー(石川 信光作) 仏の平等な、かたよりのない教えは、天から降る一味の雨と同じである。然し人間の性は千差万別である。だから仏の教えも、人びとにより受け取り方が異なる。ちょうと、大小さまざまな草木が、雨の水をいただいてそれぞれに生長をするのと同じである。 |
34 食い入って! |
35 壁面がすべて覆われていました! |
36 法師修行図ー普賢菩薩勧発品ー(横谷 光一作) 或は、端坐してこの法華経を思念するものがあれば、われ(普賢菩薩)は再び、六牙の白象に乗って、その人の前に現れよう。 その時は、この法華経を受持し読誦して如説に修行する人は、わが姿を見て歓喜し、大いに自信を得て、益々修行に精進するであろう。 |
37 多宝塔出現図ー見宝塔品ー(石川 銀次郎作) 私が仏になってこの世を去った後、天地十万のどこかで法華経を説く仏が現れたら、私を祀るこの塔は、法華経を聴くために、その仏の前に涌き出るであろう。そしてこの仏の教えは、真実であって誠に結構であるとほめ讃えよう。 |
38 千載給仕図ー堤婆達多品ー(加府藤 正一作) 私は、阿私仙と言う仙人に教えをきく為に、木の実を採ったり、水を汲んだり、薪を拾い集めたり、食事の用意をしたり、ある時は、自分の身体の上に腰かけさせたりして、身も心も捧げて、 まずたゆまず努めた。 このようにして仕えて、千年という歳月が流れた。これは、法華経というものを教わりたいばかりに、辛抱して給仕したのである。 |
39 竜女成仏図ー堤婆達多品ー(山本 一芳作) 時に、龍王の娘は、智慧の宝珠をいだいていた。その価値たるや、三千大世界にも匹敵するものであった。それを今、仏に献上する。仏は、この龍女の献げた宝珠を受けたもうた。 |
40 病即消滅図ー薬王菩薩本事品ー(今関 光次作) この経は、すなわちこれ閻浮堤(全インド)の人の病気の良薬である。もしもある人が、病気になり、この経を聞くことが出来たならば、病気は、たちまち消滅して、不老不死となるであろう。 |
41 常不軽菩薩受難図ー常不軽菩薩品ー(小林 直光作) 一人の比丘を、大勢の人がよってたかって棒切れで打ち据えたり、或は瓦や石を投げつけたりした。するとこの比丘は遠くの方へ逃げ走って、そこで又今度は大声を張り上げて「貴方がたはみんな仏様になられる方々なのだ。だから私は、貴方がたをいやしめ軽んずる事は出来ない」と言った。 この比丘はいつでもどこでも、この言葉を大声に呼ぶので、世間の人はこの比丘に常不軽という名前をつけた。 |
42 法師守護図ー陀羅尼品ー(加藤 寅之助作) 私たちもまた、法華経を読誦し、受持するものを守護して、その衰えや患いを除きたいと思う。もしも法師の短所をうかがい求めるものがあったとしても、よくその依りどころを得ることがないようにさせよう。 |